「それは美しい個性だよ」

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背が高いのがイヤな9歳

息子の習い事を待っている間、ママ友が小3の女の子のことで気を揉んでいると話してくれました。

その子、Aちゃんは、小3にしては背が高く、体格もしっかり目。
2歳くらい年上に見える子で。
だけど周りの子は自分よりもみんな小さいから

「小さくなりたい」
「どうしたら やせられるの?」

とママに言ってきたそうなんです。

幼少期のないものねだり

あーーーわかるなぁ・・・と瞬時に思いました。

私は身長170cm弱ありますが、幼少期から背が高かったです。
家族全員 背が高いんだから、それは宿命。

やっぱり、小学生のときはイヤでしたよね。
性格は引っ込み思案で内向的なのに、見た目で目立つんだから。
保育園の時も、小学生のときも、学芸会の劇でお母さん役とかイヤだったなぁ😂

そして小学生のうちは、好きになる子がだいたい自分より背が低いという!!!
小さくて明るい女の子に憧れたものですわぁ・・・

完全に!ないものねだりしていたなって。
小ささも、明るさも。笑

その体型は美しい個性だよ

そういう悩みを聞くと、大人は
「中学生くらいになったらみんな同じくらいになるよ」とか
「そのうち自然に痩せていくときがくるよ」とか

時間が解決するというようなアドバイスをしてしまうけれど
(経験値があるからわかるもんねぇ…)

それって、今悩んでいる子には気休めにもならないし、何なら「そんなに時間がかかるの!?」って絶望しちゃうかもしれない。

そもそもそのアドバイスは「みんな同じくなるから大丈夫」っていう
みんなが同じであることが良いっていう考えの元のアドバイスだと思うんです。
 
 
背が高いことがいやだった私が今、子どもにしてあげられることは
背が高いことが強みになる世界や
(モデル事務所とか)

どんな体型の子も自分を表現している世界を
(演劇、アート、お料理とか)

見せてあげたいなってこと。

「小さい方が可愛い」なんて、とても狭い世界でついてしまった価値観で。
一歩外に出れば、その個性がものすごく美しい、唯一無二の強みであることを知ってほしいなって思う。

個性、光らせたもん勝ち

これは大人も一緒だと思っていて。

私もまだまだ!!!ないものねだりしまくりではありますが、
結局は自分の個性を活かすのが一番生きやすいしうまくいくんだろうな、とは思います。

あの人みたいな仕事の仕方をしたい、と思ってもうまくいかないし
え、自分が楽しいと思うことをやれば人の役に立つの!?なんてこともあるし。
 
 
ダイエットについても同じで。

あのインフルエンサーさんみたいに細くなりたい!
あの人に比べて、自分の身体は…ダメダメやん!こんな身体嫌い!!
ってマインドで取り組むよりも

あの人は美しいけど、私の身体も今まで頑張ってきた歴史なんよね。
それはそれで愛おしいやんか♡
でもこれからの私にはこんなに脂肪はいらないから、サヨナラしていこう。
ってマインドで取り組んだ方が結果も早いんです。


引き寄せの法則とか、脳科学とかの観点で言うと
「このままの自分ではダメだ!」って思っていると
「このままの自分ではダメな世界」を作り上げてしまい、
結果、変わりたいのに変われないという現実が強くなる。


反対に
「このままの自分は素晴らしい」って自分を受容すると
どんどん自分のことを素晴らしいと思えるように全てが変わっていく。
結果、変わろうとしなくても変わっていく。

 
 
つまりダイエットで言うと
始める前の自己受容がめちゃくちゃ重要って話なんです。


大人こそ、自分の個性を受け入れて光らせて、
「そのままの自分が唯一無二でいいんだよ」っていう背中を子どもに見せてあげたいですね

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